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2018.05.01

木村奈津子氏、HomeAway株式会社日本支社長「HomeAwayが狙うバケーションレンタル市場拡大戦略」

 

5月25、26日両日、本EXPOご登壇予定の木村奈津子HomeAway株式会社日本支社長にお話を伺いました。

 

HomeAwayの取組を日本最大の民泊イベントへ

 

事務局 本EXPOにご登壇を決めた理由についてお聞かせください。

 

木村氏 民泊新法施行直前のイベントであり、民泊に関する日本最大のイベントとして、弊社の認知を広げたいと思いイベント参加を決めました。

 

事務局 民泊との関わりの経緯をお教えください。

 

木村氏 元々、Expediaで旅行関係のマーケティングに関わる仕事をしてきました。3年前ほどから民泊に関して個人的に関心がわき、セミナーに参加したりしていましたが老若男女が民泊に関心を持ちセミナーに参加しているのを見て可能性を強く感じ、自分で民泊をやりたいとも思いました。直接的なきっかけは、2015年12月にHomeAwayをExpediaが買収したことからで、現在の職に着任して仕事として関わるようになってからは1年半ほどになります。

 

グローバルなファミリー旅行をハイエンドに

 

事務局 現在の民泊事業の展開はどのようなものでしょうか。

 

木村氏 弊社が民泊事業として取り組んでいることは大きく三つに分かれます。一番のフォーカスはインバウンドで外国人の日本への旅行、次にドメスティクで日本人の国内旅行、そしてアウトバンドの日本人の海外旅行になります。

グローバルで比較的経済的に余裕のあるグループ、ファミリー旅行をターゲットにしているので、物件獲得は広めのハイエンドな家主不在型の一軒家やマンションを中心に行っております。

 

事務局 これからの民泊に関してどのような期待を持たれていますか。

 

木村氏 今回の民泊新法の施行により、市場自体が大きく変わっていくと見ています。法律が整備され、合法となる最大のメリットは旅行会社、不動産、管理会社、セキュリティ、保険など民泊を取り巻く様々なサービス提供ができる日本の大企業が参入できることだと思っております。

 

新しい宿泊カテゴリーで諸々安全、安心を懸念して各地域の自治体の規制がかかっているのが現状ですが、今後合法化で大手のビジネス参入により安全、安心面の不安を改善、解決できるサービスに対する投資なども増えてきており、徐々に健全で急成長の見込めるカテゴリーとして市場が広がっていくことを期待しております。

 

リピーターと地方をキーワードに

 

事務局 民泊に関して注目している地域や事例はございますか。

 

木村氏 リピーターが全体の6割を占め、それに伴いゴールデンルートの東京、大阪、京都を超えた地方部への需要の拡大に着目しております。実際地方部におけるインバウンドの伸び率が都市部よりも高く、今後このような傾向は加速するとみております。地方にはまだまだ活用できる空き家、別荘、保養所、廃校など遊休資産が沢山あり、民泊に転換できる遊休資産の宝庫です。

 

宿泊施設のみだけでは観光客は訪問しないので、地域の自治体のリーダーシップのもと町全体の観光コンテンツ(アクティビティ、交通、飲食など)と共により多くのリピーターにそのエリアを知ってもらう地域開発とマーケティング活用が必要だと思います。そういう意味では、観光資源が多い瀬戸内地域や九州には今特に注目しております。

 

事務局 セミナーテーマと概要についてお聞かせください。

 

木村氏 「HomeAwayが狙うバケーションレンタル市場拡大戦略」

弊社の今後の活動、日本でのインバウンド展開、どういった物件で誘客していくかなどを紹介いたします。

HomeAwayの今後の展開の説明ができる貴重な機会と捉えています。具体的には「リピーター」と「地方」をキーワードにお伝えします。

 

事務局 来場予定の方々に一言メッセージをお願いいたします。

 

木村氏 セミナーだけでなく、ブース出展もしておりますので、実際に足を運んでいただければ詳しい説明をさせていただけます。ぜひご来場ください。

 

事務局 ありがとうございました。当日のご講演を楽しみにしております。

 

あいう
〈木村奈津子氏、プロフィール〉

消費財の海外マーケティング、インターネットマーケティング、PRとブランディングを得意とし、ソニー、アマゾンドットコムなど複数のグローバル企業で常に日本文化と海外文化の狭間に立ってきた。これまでに仕事、プライベートで40都市以上に居住+旅行してきた。2007年より世界最大のオンライン旅行サイトの日本法人立上げ時期よりエクスペディアのマーケティング責任者を務め、北アジア(日本、韓国、香港、台湾)のサイト立ち上げ、マーケティング戦略なども統括し、オンライン、オフライン広告、ソーシャルメディア、PR等を統合したマーケティング手法でブランド認知と、ビジネス拡大を牽引してきた。2016年よりエクスペディアが買収した、世界最大級のバケーションレンタルサイト、HomeAwayにて日本法人の支社長を務め、国内の仕入れと、日本サイトのマーケティングを管轄する。